2010年3月19日金曜日
Day48 ロンドンゴルフ
昨年の石川選手の目覚しい活躍と、今年に入ってからの宮里選手のアメリカツアー2連勝という素晴らしい活躍に感化された僕らは、少し前からイギリスに着いたらゴルフをやろうと話していました。
僕も兄も社会人になってからゴルフを始めたのですが、僕達兄弟がそろって出来るスポーツといったらゴルフかテニスかビリヤードくらいのもので、その中からわざわざイギリスでやるべきスポーツは何だろうということになり、ゴルフを選びました。
僕は年に3回か4回しかやらないのですが、ゴルフというスポーツは始めるにはそんなに難しくないスポーツで(熱狂してしまうとなかなか難しいのですが)、だいたい102~106くらいで回れるようになってきました。兄の方が微妙に上手ですが、ほぼ同じレベルです。
よく100を切れるとそこそこ上手な人の仲間入りと言われていますので、あと一歩というところです。会社員時代、何度か同僚とラウンドしたのですが、僕の順位はだいたい真ん中くらいでした。前の会社ではやはり部長クラスは上手く、課長クラスはそこそこ上手く、平社員クラスは下手でした。僕は課長達と同じくらいのレベルでした。(なので僕は素人にしては上手いということになります。笑)
目下の目標は(といっても練習もしないので、出来たらいいなぁ程度にしか思っていないのですが)100を切ることです。それで5年後くらいには平均して95以下で回れるようになりたいなぁと思っています。
インターネットで調べたRichmond Park Golf CulbというRichmond Parkの中にあるパブリックコースに行きました。プレーフィーが21ポンド(約3200円)で貸し靴が6ポンド、貸しクラブが8ポンドと、日本と比べて激安でした。イギリスではゴルフのプレーフィーはチャンピョンズコースであってもかなり安いようです。兄曰く、3月までだったら、セントアンドリュース(スコットランドにある全英オープンでよく使われるコース)でも50ポンドそこそこでプレーできるそうです。
一般にイギリスのゴルフコースは日本やアメリカのコースと違って、芝の手入れを敢えてあまりせずに、自然のまま、ありのままの環境の中でプレーをするという伝統的なスタイルのところが多いようです。フェアウェーやグリーンの芝は刈ってありますが、ラフではブッシュが膝まで伸びていたり、身長の2倍はあるような切り立ったバンカーがあったりと、ありのままの環境を維持したコースになっています。そういコースではもちろん難易度も格段に高くなります。全英オープンゴルフのテレビ中継なんかを見ると、膝下まである長いラフにボールを取られて何度も打ち出せずイライラしているプロやバンカーの壁面が高すぎてグリーンと反対方向にバンカーショットを打たざるを得ない光景なんかを目にします。プロゴルファーでも他の大会と比べてスコアが悪くなります。
そんな攻め甲斐のありすぎる難しいコースを楽しみにしていたのですが、Richmondのパブリックコースはだだっ広い公園みたいなところで、池もバンカーもブッシュもあまりない、平凡以下のコースでした。イギリスのコースは攻め甲斐がありすぎて、ボールを沢山失くすだろうと思って二人で一番安いボールを15個も!買ったのですが、ボールはほとんどお土産になってしまいました。結局ロストボールは僕が1個、兄が2個だけでした。平均以下です。
イギリスのパブリックコースでは基本的にセルフ(キャディーさんなし)で回ります。電動カートの貸し出しは有料だったので、キャリータイプの手動カートを借りて、歩いて回りました。普段日本のコースだと、半分くらい歩いて、半分は電動カートに乗って移動するのですが、18ホール全てを歩いて回るというのは、思ったより疲れるものでした。じわじわと鈍い疲れが足にや腰に溜まっていく感じです。
第1ホールからいきなり130ヤードのショートホール(パー3)だったのですが、9番アイアンで見事にワンオンさせて、パーセーブからの発進でした。第3、第4ホールと少し崩れて7打とか8打を叩いてしまったのですが、その後は大体ボギーかダブルボギーペース(時にはパーも)で大きく崩れることなく回り、トータルスコアが98でした。初めて100を切ったには切ったのですが、少し簡単すぎるコースだったので、自分の(公式)記録には含めないことにしようと思いました。
冬のロンドンにしては珍しく快晴が続いていて、今日も冴え渡る青空でした。
コース上には鴨たちが平然と座っていて、鴨たちを脅かさないように心がけながらプレーしました。鴨たちが気持ちよさそうに水浴びをする中、カートを引きながら青空の下に広がる緑の芝の上を散歩しながらゴルフをするのはやはり気持ち良いものでした。
明日、ロンドンを出発してニューヨークに行きます。
ロンドン滞在の最後の日にとてもいい思い出になりました。
※上の写真を撮ったときの球は大きく左側へ跳んでいきました。打ち終わった後に右足が残っていない悪いショットの典型です。 でもフェアウェイが広かったので、OBにならず、その後のショットをまとめてボギーでした。
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まあ簡単でよかったじゃないか。
返信削除ゴルフはコース回ったこと無いけど、セントアンドリュースとか魔女が住むという噂のオーガスタとかだったら日没まで帰ってこれなかったかもしれないから。
スポーツにはやり甲斐が大切なんだよ。
返信削除その辺の汚い道をジョギングするより、みんな皇居の周りをお洒落して走りたがるだろ?そういうもんさ。ハイドパークにある池の周りを走るのは気分がいいぞ!