今日で旅行の40日目を迎えました。明日から後半戦です。
この40日間は毎日があっという間に過ぎてしまって、今まで一度も「長いな」と感じたことがありませんでした。
残り半分しかないって思うと、なんだか少し寂しくも思いますが、まだまだこれからいろんな出会いや面白い体験が待ってるはずなので、毎日思いっきり楽しもうと思います。
今日はサハラ砂漠からマラケシュまで560Kmの道のりを一気に帰ってきました。
朝、5時半に起き、6時からラクダに乗って(このラクダはツアーに含まれていました)日の出を見にいきました。ラクダに揺られてまだ薄暗く寒い砂漠の中を進んでいき、またしても小高い丘(昨日夕日を見たところとは違うところ)の上で日の出を待ちました。
僕らの他にも日本人の男の子が二人(名前は聞かなかったのでわかりません)とイスラエル人の家族(彼らはちょっと傲慢でした)が同じ丘の上にいて、みんなで日の出を待ちました。夜の間に砂漠はかなり冷え込んでいたので、僕はラクダの鞍に被せてあった毛布を全身に巻いて、寒さをしのいでいました。
この日本人の男の子達は僕らと同じホテルに泊まっていて、昨晩の夕食の際に知り合いました。彼らはフェズという町からリッサニ行きの乗り合いバスに乗って、ホテルにピックアップを依頼して自分達でこのホテルまで来たそうです。大学の卒業旅行でスペインとモロッコを2週間ほど旅行していると言っていました。卒業旅行にモロッコだなんて、結構マニアックだなと思いました。彼らはまだ学生だということもあって、僕らよりずっと少ない予算で旅行をしてるみたいでした。ラクダをチャーターするのも1人2000円くらいかかるので、夕日も日の出も歩いて見に来たと言っていました。サハラ砂漠まで来てラクダに乗らないなんてもったいない!と思ったので、帰りは僕らが歩いて、彼らをラクダに乗せてあげました。きっと喜んでくれたと思います。
太陽はアルジェリア方面から昇ってきました。ただ、地平線上に雲がかかっていたので、辺りがだいぶ明るくなってから、雲の切れ目からの日の出でした。朝の太陽は夕方の太陽と違って白く、一気に世界を明るく、温かくしてくれました。僕は大きく背伸びをして、一日の始まりを全身で感じ取りました。
日の入りと日の出を見ることって、普段の生活ではなかなか無いのですが、こんなに神秘的で壮大なものだと改めて実感しました。
砂漠から帰ってきて、朝食を食べた後、荷物をまとめて8時半にホテルを出発しました。
オマル氏の運転でなければ一日で帰れないだろうと思う距離を僕らを乗せたランクルは猛スピードで走り、途中、昼食を食べ、写真停車、休憩を何度か取りながらも、19時過ぎにはマラケシュに到着しました。
今回の2泊3日のサハラ砂漠ツアーでは本当に貴重な体験が出来ました。
旅行代金以上の価値あるツアーでした。
オマル氏、ありがとう。
◆ウェブアルバム The Desert and The Grand Nature in Morocco2010
http://picasaweb.google.com/satoshimaejima/TheDesertAndTheGrandNatureInMorocco2010#
まったくのところ40日なんてあっという間に過ぎてしまうな。もう3月だというのに、東京はまた雪が降ったよ。
返信削除そして白ひげ海賊団が動き出し、ネテロ会長は死んだよ。
宮本輝かなんかの小説にあったけど、あまりに広大で茫漠とした砂漠を見ると、その後の人生に対するモチベーションが薄れて、精神的に年をとってしまうことがあるらしい。気をつけてくれ。
ネテロ会長が死んだのか…。
返信削除ニューゲートも死んだんだろ?そしてティーチがニューゲートの能力を手に入れたって本当か?シャンクスは動き出したのか?あんなに反対していた公明党までも子供手当てに賛成するし、民主党は密約をバラしちまうし、まったく日本はなんてことになってやがるんだ!