2010年3月11日木曜日

Day41 McArabia


マラケシュにももちろんマクドナルドはあります。
ケンタッキーフライドチキンもあります。
(残念ながらスターバックスコーヒーはなさそうでした)

モロッコ料理のタジン、クスクス、タジン、カバブ、タジン、クスクス、タジン、ベルベルスープ、カバブ、タジン、クスクスというあまりにも単調すぎるメニューのレパートリーに流石に飽きてしまい、今日は夕食をマクドナルドで食べることにしました。
モロッコでは味付けは薄味が基本なのか、塩味がかなり薄く、時にはまったく塩味をつけないまま煮込んだタジンも出てくるほどでした。塩味の効いていないムール貝の白ワイン蒸しだとか塩味の効いていないニョッキクワトロフォルマッジョなんて考えただけでも嫌です。あと塩味の効いていないぺヤングソース焼きそばも絶対に食べないと思います。
それでも塩と胡椒は無料だったので、食べるときに味を調整してなんとかしのいでいました。


マクドナルドは異様なほどの混雑具合で(やはりモロッコ人にとってもマクドナルドの洗練された都会的な味は美味しいのだ)、注文をするまでに20分ほど待ちました。
日本でもテリヤキバーガーというご当地バーガーがあるように、モロッコにはマックアラビアというご当地バーガーがありました。フィレオフィッシュのセットを食べるか、マックアラビアに挑戦してみるか、列に並びながら20分間考えた結果、やっぱりマックアラビアに挑戦してみることにしました。

後で思ったことなのですが、5年前の僕だったら間違いなくここでフィレオフィッシュを選択していたはずです。それほどまでに昔の僕は内気で保守的でした。この5年間で僕はどうやら少しだけ(マイナスからゼロへのですが)成長できたような気がしました。

マックアラビアはかなり美味しかったのですが、味付けも見た目もアメリカ式ハンバーガーではなく、完全にアラビア世界のケバブでした。ドネルケバブやチキンケバブのドネルやチキンの部分がマック式のパティになっていただけでした。マクドナルド的には完全にアウトでしたが、味はかなり美味しかったのでよしとすることにしました。塩加減もばっちりでした。

一緒に出てきたポテトもよく目にする細くて長いマクドナルドのポテトではなくて、外側にちょっとだけカリカリした衣が付いていて、塩味がよく効いたポテトでした。これもマクドナルド的ではありませんでしたが、美味しかったので満足でした。

僕はマクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、スターバックスコーヒーの3社が好きです。
世界中どこにでもあって、どこで食べても(ほぼ)同じ味と品質で安心して食べられます。普段あたりまえのようにマックやスタバやKFCに行きますが、これはすごいことです。世界中にネットワークを広げている外食チェーンって他にあるでしょうか?モロッコにあるマクドナルドはまさに砂漠のオアシスといった感じです。
でも今回の旅行ではまだケンタッキーさんにはお世話になっていません。マックが3、4回、スタバが3、4回です。これも5年前の僕と比べると劇的に少ない回数です。まぁそれだけ今回の旅行ではストレスを感じていないということなのでしょう。

あとは我らが吉野家さんが本格的に世界進出されることを願うばかりです。

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