滞在しているホテルで、僕の世話をしてくれる(担当になっている)Asean(アシーン)というスタッフがて、なかなか親切でとてもいいやつです。
空港まで迎えに来てくれたのも彼だし、チェックインの手続きをしたり、貸し自転車を持ってきてくれたりしたのも彼です。チェックインの時には僕のシェムリアップ滞在予定を聞いてくれ、決まっていないというと、お節介なくらい丁寧に計画を練ってくれました。
今日はトゥクトゥクをチャーターして郊外にある遺跡を回ることにしていたのですが、トゥクトゥクを運転してくれたのも彼でした。
少し小さめの一人乗用のトゥクトゥクに乗って、街中を離れどんどん郊外へ行きます。
午前中に2つの遺跡を見学した後、次の目的の近くで昼食を食べました。親切にしてもらったので、彼の分も払ってあげました。僕はフライドチキンのレモングラス風味を彼はカンボジアスープを食べました。
食事をしながら彼といろいろ話していると、兄が2人いて、妹が2人いること、恋人はお金がないのでいないこと、朝と夜にプライベートスクールに通っていること、中国人が苦手だということなど、彼の人となりがだんだんわかってきました。
僕よりも4つも若く、21歳だというのに、大変しっかりしている男で、最初、僕と同じ年または一つか二つくらい上だと思っていました。
昼食の後はちょっとしたトレッキングをして、山の中にあるクバールスピアンという遺跡を見学しました。
そこは川の中に無数のサンガが埋めてあって、流れる水を神聖なものにしているそうです。
山から戻ってくると、トゥクトゥクで気持ちよさそうに寝ているAseanを起こして、来た道を引き返します。夕日が沈むのを見る絶景の場所に行く予定だったのですが、まだ時間が早かったため、途中、地雷博物館に寄りました。なかなか深刻な問題を抱えているみたいです。
夕日が沈むのを見て、今日の観光は終わりです。
ホテルに戻って、シャワーを浴びた後、近くのレストランまで歩き、一人で食事をして、アンコールビールを一本飲みました
実を言うと、今日はカンボジアの暗いところや、それに対する観光客のマナーの悪さなど、すこし気分の悪いものをいくつか見てしまいました。後進国に来ると、普段の生活では目にしないような残酷で気味が悪い現実を目にすることがあります。世界にはいろいろな人がいて、いろいろな問題を抱えながら暮らしているみたいです。まぁ日本には日本にしかない、残酷な現実があったりもするのですが。
明日がカンボジア滞在の最終日です。
明日の夜の飛行機で一気にアムステルダムに向かいます。
暗いニュースを読み終えたニュースキャスターが、満面の笑顔に切り替えて、CMの後はスポーツニュースです。というように、次のフライトのあとはヨーロッパです!とスイッチを切り替えて行こうと思います。
◆スライドショー シェムリアップ2日目
http://picasaweb.google.com/satoshimaejima/SiemReap2#slideshow/
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