旅行の3日目と4日目の日記を書いていなかったので、一応書いておこうと思います。
3日目はマカオに行きました。
香港島からターボジェットで約1時間、1500円程度でマカオへ入国できます。
マカオは品性ない誘惑に満ち溢れた楽園のような島です。
いたるところにカジノとサウナ(売春場)があります。
リスボアホテルという老舗ホテルの地下には堂々と娼婦が徘徊しています。
彼女たちは見た目の美しさと廊下を徘徊している様子から、海の中を悠々と泳ぐ回遊魚に喩えられ、「リスボア回遊魚」と呼ばれています。下世話な世界にあって、ここだけ妙に詩的です。
沢木耕太郎の深夜特急みたいに、「ええい、どうにでもなれ!」と言って、数日の滞在のつもりで寄った香港・マカオでカジノに溺れ、数ヶ月滞在するわけにはいかないので、早々に立ち去り、マカオの闇の部分を後にします。
マカオはカジノのほかに、世界遺産観光でも有名です。
セナド広場から聖ドミニコ協会と通り、セントポール天主堂跡に向かう王道コースを行きました。
ここだけ、オランダの面影が色濃く残り、東洋とは思えない、景色を作っています。
でも一歩裏道に入ると、思いっきり中国になっている、そのコントラストが非常に興味深いところでもあります。この日は土曜日だったこともあり、かなりの観光客で賑っていました。
4日目は昨日の疲れがかなり残っていたので、朝はホテルでゆっくりし、昼食食べながら空港に向かいました。香港は街中にある香港駅でエアラインのチェックインができるので、早々にチェックインを済ませ、手ぶらで空港に向かいました。とても便利です。
香港の空港で一緒だった友人と別れると、いよいよ一人旅が始まります。(といってもつかの間ですが)
香港から日本へ帰る友人を後に、バンコク行きの飛行機へ向かうと、突如として不安になります。
いったい僕はこの旅行でどれほどの不安を感じればいいんだと、自分の事ながら嘲笑してしまいました。
バンコク行きの飛行機の中で隣に座った韓国人の女性と話すきっかけがあって、同級生ということもあり、親近感を持ってもらえたのか、メールアドレスを交換しようということになりました。 彼女は医学生で、大学の教授達と一緒にミャンマーへメディカルサービスを提供しに行くと言っていました。見上げたものです。引き換え僕は、仕事を辞め、80日間も旅行に行くのですから、ここでも人生に対する不安に遭ってしまいます。
シェムリアップに着くと、ホテルから送迎の方が迎えに来てくれていました。1泊350円程度の安ホテルなので、今になって思えば確かにその通りなのですが、車で迎えに来ると予想していたところ、トゥクトゥクで迎えに来ました。そいつはいいね!と思ってトゥクトゥクに乗り込むと、Let's goといって、出発です。少し蒸し暑いシェムリアップの街をトゥクトゥクで進むと、生暖かい風が気持ちよく、ところどころで感じていた不安が少しずつ期待に変わっていきました。
昨日はゆっくりと休み、今日の午前中もホテルでのんびり過ごしたので、これから自転車を借りて、アンコールワットとアンコールトムに行ってみようと思います。
なんだか旅してるって感じが行間からひしひしと伝わってきていいですね~。
返信削除まだ1週間も経ってないのにもう4箇所目だなんてすごいですな。
いいでしょ!
返信削除まだ3箇所だよ。香港、マカオ、シェムリアップ。
シェムリアップはいいところだね。どうもカンボジアにはビーチもあるらしい。知ってたらもう1日長く滞在したのに…。
住所をメールしてくれ。ポストカード送りつけてやる。