2010年1月11日月曜日

とりあえず最後の厄除け

今年に入り、すでに3回目の初詣です。
年が明けてから、まだ11日しか経っていないことを考えると、4日に約1回の割合で寺、または神社に行っていることになります。これではかなりの神社仏閣マニアと疑われかねません。

年が明け、年越しちゃったよ蕎麦を食べた後すぐに高校時代の友人と初詣に行きました。五社神社という神社です。1日未明のことでした。なんとなく漠然とした初詣です。
続いて、同日の午前中に、家族全員で豊川稲荷に初詣に行きました。商売繁盛のお願いをしました。

そして、今日、後厄の厄払いに法多山尊永寺に行ってきました。「法多山尊永寺」という真言宗のお寺なのですが、地元の人は「法多山(はったさん)」と呼んでいます。「はったさん」の「さん」は本当は「山」なのですが、地元の人たちは親しみを込めて「法多さん」と呼んでいるような気がします。
正月はすでに終わったというのにもかかわらず、かなりの人で賑っていました。屋台も出ていたので、帰りがけにジャンボたこ焼きというたこ焼きの中に飯蛸が一匹入っている変わったたこ焼きを食べました。味は普通のたこ焼きと同じでした。



普段はまったく信心深いわけではないのですが、何かあったときに、厄除けをしなかったせいにしてしまうのは嫌なので、一昨年の前厄の時から、厄除けをすることにしていました。
おかげさまでこの3年間、空から蛭が降ってくるとか、月が二つになって、変な教団に追い掛け回されるなんてことは一度も起きませんでした。大した厄は何一つ降ってこなかったとように思います。

もっとも、友人曰く、僕は「みみず並みの記憶力」しか持っていないそうなので、たとえ大変なことがあっても、そのことはすぐに忘れてしまい、やがて大変だったかどうかということも忘れてしまいます。記憶とは便利なものです。

いずれにしてもここ3年間、厄除けをしたことで、とりあえず何事もなく、楽しく毎日を過ごすことができ、こうして旅行に行くこともできるわけです。有り難い事です。

厄除けは終わりました。後は自分がどうするかです。

とりあえず最後の厄除けが終わった後、福沢諭吉さんの言葉を思い出しました。
さすが一万円札の男だと思います。立派な方です。
今日、僕はこの言葉を忘れず、精進していこうと再確認しました。

世の中で一番楽しく立派なことは
一生涯を貫く仕事を持つことです

世の中で一番みじめなことは
教養のないことです

世の中で一番寂しいことは
仕事のないことです

世の中で一番醜いことは
他人の生活を羨むことです

世の中で一番尊いことは
人のために奉仕して
決して恩に着せぬことです

世の中で一番美しいことは
全てのものに愛情を持つことです

世の中で一番悲しいことは
うそをつくことです


※嘘と冗談は別物だということだけ、書き加えておきます。

◆今日の一冊
学問のすすめ (岩波文庫)
福沢 諭吉 (著)

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