2010年3月7日日曜日
Day37 初めてのモロッコ
昨晩は飛行機が遅れて、予定なら21:00に到着するところ、1時間遅れ、22:00にマラケシュ空港に到着し、ホテルに着いたのは23:00でした。
ヨーロッパに来てから、飛行機はまず時間通りに離陸せず、時間通りに着陸しません。日中の移動ならまだいいのですが、夜の到着便が遅延するとベッドに潜り込む時間が遅くなってしまうので、なかなか大変です。
部屋に荷物を入れて、シャワーを浴びて、広場に夕食を食べに行くことにしました。23:30過ぎでした。
ガイドブックにはフナ広場という一番大きな広場は深夜1時過ぎまで賑っていると書いてあったので、とりあえず広場に行って、なにか屋台で食事をしようということになりました。
フナ広場は思ったより狭いところでしたが、それでも食べ物の屋台が所狭しと軒を並べていて、ガイドブックの言うとおり、まだまだ賑っている様子でした。
屋台の近くを歩くと、あちこちから「ジャパニーズ?」とか「ニッポンジン?ニッポンジン?」とか「コンニチハ、コンバンハ、タベテッテクダサイ」と声を掛けられます。中には「そんなのカンケーねー」とか「ノリピータイホ」とか言って、なんとかして僕らの気を引こうとしてきます。僕らの行く手を阻んでくる強引な客引きも多く、なかなか前に進めない状況でした。いちいち足を止めさせられて、メニューを見せられたり、席に無理やり連れて行かれそうになります。何人かの客引きを断って、適当な屋台で食事をとることにしました。モロッコの客引きはかなり強引でかなり巧みに日本語を駆使してきます。疲れていたので、結構面倒でした。味はまぁ、美味しくないよりの普通くらいでした。
屋台で食事をとりながら、モロッコ人客引きと観光客の攻防戦を見ていたのですが、主に欧米人観光客に対しては、僕らに対するすこし強引過ぎるとも思える客引きよりも、いくぶんかソフトな客引きをしているように見えました。最初、僕らが日本人だからって舐めてるなとも思ったのですが、きっと欧米人はこういう客引き連中のあしらい方を熟知しているんだと思い直して、よく観察してみると、いくつかのポイントを発見しました。例えば僕らは簡単に彼らに肩を抱かせてしまうのですが、僕が観察した欧米人はすっと握手をして、逆に相手の肩をポンと叩きながら笑顔で断り、客引きをさらっとあしらって行くのです。握手で相手との距離をはかり、肩を先に叩くことで相手より優位に立つといった感じです。明日はこの客引き連中に負けずに堂々と広場を歩いてやろうと思いました。
それでも、僕は旅行先であまり現地人を警戒しすぎてしまっては、せっかくの旅行がつまらないものになってしまので、多少危険だったとしても、なるべく現地人に近づいてみようという基本姿勢で旅行を楽しむように心がけています。
彼らの強引さはきっとモロッコ式商売術によるところだし、日本人に対して変梃な日本語を駆使して近づいてくるのは、いかにも怪しくて胡散臭いけれど、モロッコにはきっと日本人観光客が多く来ていて日本人相手に商売をしたいという単純な思いから日本語を覚えただけで、それが逆に怪しく見えているということには気がついていないだけなんだろうと思うことにしました。
強引な客引き達のせいで、モロッコに対する第一印象はあまり良くないものになってしまいましたが、きっとモロッコの人達は純粋で親切なんだと思います。
でも兄は「日本語で近づいてくる連中は信用できない」と言って、強引なモロッコ人をかなり嫌がっていました。
今日になって、朝食を食べに外に出掛けた時に、美味しそうなクレープ屋を見つけたので、クレープを焼いている男の人にフランス語で「英語は話せますか?」と聞いてみると、よくわからないといった感じの顔をされたのですが、道を歩いている人が英語が話せるみたいで、すぐに助け舟を出してくれました。やっぱりモロッコの人は親切なんです。
他にも道を歩いていると前から後ろから「ニッポンジン?」と声を掛けてきます。「そうだよ」と言うと、「どこから来たの?いつ来たの?モロッコはスキですか?」とさらに聞いてきます。
モロッコの人は基本的にはフレンドリーなようでした。
ホテルの人もやたらチップを要求してくる以外は、基本的には親切でしたし、ちゃんと約束したことは守ってくれます。ホテルの人に洗濯をお願いしたのですが、50ディラハム(550円)でした。100DH渡すと、「今おつりがないから後で渡す」と言われ、これは100DH取ろうとしてるんじゃないかと思ったのですが、あとでちゃんと返してくれました。モロッコの人は基本的に言ったことはちゃんと守ってくれます。
午前中は洗濯とかなにやらやることがあったので、午後からスークと呼ばれる市場を見に行きました。モロッコのスークは迷路みたいに入り組んでいて、わき道に入って適当に進んでみると、戻ってこれなくなります。と言うのは言いすぎですが、結構入り組んでいて、ちゃんと来た道を見ておかないとわけがわからなくなります。
ここでもお店によっては強引な客引きがいて、ときどきムッとさせられることもあります。人の腕を掴んで強引に店内に連れ込もうとしたり、買うとも言っていないのに、「アリガトウ」と言って、商品を袋に詰め始めたりする人もいました。
モロッコ人は基本的には親切なのですが、いざ商売になると、急にずるくなるようです。
ゆっくり時間をかけて交渉すれば、最初の言い値から7割引くらいにはなるのですが、高く売れる相手にはとことん高く売ってやろうという下心があるのか、何食わぬ顔で相場の4、5倍の価格をふっかけてきます。
最初から相場で売ってくれればいいのに、本当に面倒くさいかぎりです。僕はこのモロッコ式買い物があまり好きになれませんでしたが、今日はすこし練習が出来たので、砂漠ツアーから帰ってきたら、ゆっくり時間をかけて買い物をしようと思います。
モロッコは初めてなので(というよりも、イスラム圏自体も初めて)、人の感じや常識なんかがまったくわからず、最初戸惑いましたが、一日かけてモロッコの雰囲気になれることができ、徐々に楽しめるようになってきました。
2010年3月4日木曜日
Day36 -10℃の街から20℃の街へ
今日は長い移動日です。
これからストックホルムを出発して、ロンドンを経由して、マラケシュ(モロッコ)に行きます。
到着は現地時間21:30なので、ほぼ半日の旅行です。
マラケシュのホテルではネットが使えないので、ブログの更新が滞ると思います。
楽しみにしてくださってる方(いればですが)しばらくお待ちください。
もしかすると6日の夜のホテルでネットが使えるので、ここで更新できるかもしれませんが、できなければ10日マドリッドに着いてからの更新になります。
モロッコは中盤戦の山場だと思っていたので非常に楽しみです。
これからストックホルムを出発して、ロンドンを経由して、マラケシュ(モロッコ)に行きます。
到着は現地時間21:30なので、ほぼ半日の旅行です。
マラケシュのホテルではネットが使えないので、ブログの更新が滞ると思います。
楽しみにしてくださってる方(いればですが)しばらくお待ちください。
もしかすると6日の夜のホテルでネットが使えるので、ここで更新できるかもしれませんが、できなければ10日マドリッドに着いてからの更新になります。
モロッコは中盤戦の山場だと思っていたので非常に楽しみです。
Day35 最も(女性が)美しい町
英会話の先生が教えてくれた世界の美女都市ランキングによると、ストックホルムが第1位だそうです。
ちなみに、前に訪れたアムステルダムは第10位でした。
http://www.travelooce.com/top-cities-most-beautiful-women.shtml
そう聞いていたので、一応期待していたのですが、世界第1位だなんて、信じられないといった感想です。
(北欧なので)たしかに綺麗な人はいるのですが、飛びぬけてこの街の女性達が美しいかと言うと、別にそんなことはないです。(失礼極まりないですが…)パリとかロンドンとか東京の方が綺麗な人が多いと思います。まぁパイも大きいので。
ストックホルムは北欧では一番大きな町なのですが、それでも人口は約75万人と100万人にさえ達していません。こんな寒く雪の多いところには、そんなに人は住めないのかもしれません。北欧はサッカーもそんなに強くないし、やはり西ヨーロッパと比較してしまうと、国や都市の規模では歴然たる差が出来てしまいます。また、西ヨーロッパ諸国には陽気だったり、スノッブだったり、頑固だったりと個性と文化を持った街ばかりなのに、ストックホルムはなんだかこれと言った特徴の無いような印象です。
現地に住む日本人の方のホームページを読んだら、スウェーデン人は実はどこまでも真面目でどこまでもダサい、外国にはH&MやIKEAなどお洒落なイメージがあるのだが、実際のスウェーデンはそうではないというような記述もありました。
僕はストックホルムに来て、日本で持っていた北欧のイメージと実際の町から感じた印象とが違うことに少し戸惑いさえしました。
でもなぜか、「北欧」という言葉にはなんとなく格好良い響きがあります。
北欧家具、北欧雑貨、北欧デザイン、なんて聞くとそれだけれ素敵な感じがするし、スウェーデン発のファストファッションのH&Mは世界的にも大人気です。(でも銀座のH&MのほうがストックホルムのH&Mよりお洒落です)IKEAが南船橋にオープンしたとき(僕は埼玉に住んでいたのですが)わざわざ武蔵野線に乗って食器とか家具を買いに行きました。
このイメージの乖離(僕だけかもしれません。ストックホルム好きの方すみません)の原因はなんなんだろうと思って、ネットで調べてみると、原因がわかりました。
それは「北欧神話」という物語です。
北欧神話は、どうもスカンジナヴィアがキリスト教化される以前の宗教の物語で、おおざっぱな内容としては、巨人族と神々がいて、最終的に巨人族と神々が戦争をして世界が滅びちゃったよという話です。最後に滅びるというあたりが滅びの美学的価値観を生み出し、北欧の人々の黙々とした姿勢に影響を与えているとか与えていないとか。
話のポイントは次です。
北欧神話の最高神をオーディンと言い、世界が滅びる最終戦争をラグナロクと言います。
もうわかると思います。これはファイナルファンタジーの世界です。僕達「ぎりぎりゆとり世代じゃないよ世代」は子供の頃から超名作ロールプレイングゲーム、ファイナルファンタジーを通して、北欧の精神を、そして登場するめちゃめちゃ格好良い召還獣達を通して、北欧=格好良いという刷り込みを受けていたのでした。

という冗談はさておいて、今日はストックホルムの国立美術館に行きました。
ここは、16世紀ごろから19世紀末ごろまでののヨーロッパ絵画とスウェーデン絵画の展示、17世紀から現代までのスウェーデンデザインプロダクツ(家具とか家電とか。他にも飛行機のロゴなんかも)の展示があります。
絵画は各時代、各地域の分類ごとに展示されていて、例えばイタリアルネッサンス、オランダ黄金時代、フランス印象派といった感じになっています。展示室の数、展示点数も多すぎず少なすぎずでちょうど良かったです。ルーブル、オルセー、ライクスに続いて、ここの美術館は僕個人的にはかなり高評価でした。
レンブラントの作品が7点くらいあったのが良かったです。ゴッホが1点しか(しかもかなり小さいサイズのもの)なかったのは、少し残念です。あとフェルメールが1点でもあれば、世界的にもかなりレベルの高い美術館になると思います。(何を偉そうにという感じですね)
この美術館はストックホルムに来たら絶対に行くべきところの一つに確実に入ります。オススメです。
あと、美味しいレストランを見つけたので、事細かに書きたいのですが、もう夜遅いので、やめます。ミシュランから3年連続、星(いくつか知りませんが)を送られたみたいです。
Lisa Elmqvistと言うところです。
ちなみに、前に訪れたアムステルダムは第10位でした。
http://www.travelooce.com/top-cities-most-beautiful-women.shtml
そう聞いていたので、一応期待していたのですが、世界第1位だなんて、信じられないといった感想です。
(北欧なので)たしかに綺麗な人はいるのですが、飛びぬけてこの街の女性達が美しいかと言うと、別にそんなことはないです。(失礼極まりないですが…)パリとかロンドンとか東京の方が綺麗な人が多いと思います。まぁパイも大きいので。
ストックホルムは北欧では一番大きな町なのですが、それでも人口は約75万人と100万人にさえ達していません。こんな寒く雪の多いところには、そんなに人は住めないのかもしれません。北欧はサッカーもそんなに強くないし、やはり西ヨーロッパと比較してしまうと、国や都市の規模では歴然たる差が出来てしまいます。また、西ヨーロッパ諸国には陽気だったり、スノッブだったり、頑固だったりと個性と文化を持った街ばかりなのに、ストックホルムはなんだかこれと言った特徴の無いような印象です。
現地に住む日本人の方のホームページを読んだら、スウェーデン人は実はどこまでも真面目でどこまでもダサい、外国にはH&MやIKEAなどお洒落なイメージがあるのだが、実際のスウェーデンはそうではないというような記述もありました。
僕はストックホルムに来て、日本で持っていた北欧のイメージと実際の町から感じた印象とが違うことに少し戸惑いさえしました。
でもなぜか、「北欧」という言葉にはなんとなく格好良い響きがあります。
北欧家具、北欧雑貨、北欧デザイン、なんて聞くとそれだけれ素敵な感じがするし、スウェーデン発のファストファッションのH&Mは世界的にも大人気です。(でも銀座のH&MのほうがストックホルムのH&Mよりお洒落です)IKEAが南船橋にオープンしたとき(僕は埼玉に住んでいたのですが)わざわざ武蔵野線に乗って食器とか家具を買いに行きました。
このイメージの乖離(僕だけかもしれません。ストックホルム好きの方すみません)の原因はなんなんだろうと思って、ネットで調べてみると、原因がわかりました。
それは「北欧神話」という物語です。
北欧神話は、どうもスカンジナヴィアがキリスト教化される以前の宗教の物語で、おおざっぱな内容としては、巨人族と神々がいて、最終的に巨人族と神々が戦争をして世界が滅びちゃったよという話です。最後に滅びるというあたりが滅びの美学的価値観を生み出し、北欧の人々の黙々とした姿勢に影響を与えているとか与えていないとか。
話のポイントは次です。
北欧神話の最高神をオーディンと言い、世界が滅びる最終戦争をラグナロクと言います。
もうわかると思います。これはファイナルファンタジーの世界です。僕達「ぎりぎりゆとり世代じゃないよ世代」は子供の頃から超名作ロールプレイングゲーム、ファイナルファンタジーを通して、北欧の精神を、そして登場するめちゃめちゃ格好良い召還獣達を通して、北欧=格好良いという刷り込みを受けていたのでした。

という冗談はさておいて、今日はストックホルムの国立美術館に行きました。
ここは、16世紀ごろから19世紀末ごろまでののヨーロッパ絵画とスウェーデン絵画の展示、17世紀から現代までのスウェーデンデザインプロダクツ(家具とか家電とか。他にも飛行機のロゴなんかも)の展示があります。
絵画は各時代、各地域の分類ごとに展示されていて、例えばイタリアルネッサンス、オランダ黄金時代、フランス印象派といった感じになっています。展示室の数、展示点数も多すぎず少なすぎずでちょうど良かったです。ルーブル、オルセー、ライクスに続いて、ここの美術館は僕個人的にはかなり高評価でした。
レンブラントの作品が7点くらいあったのが良かったです。ゴッホが1点しか(しかもかなり小さいサイズのもの)なかったのは、少し残念です。あとフェルメールが1点でもあれば、世界的にもかなりレベルの高い美術館になると思います。(何を偉そうにという感じですね)
この美術館はストックホルムに来たら絶対に行くべきところの一つに確実に入ります。オススメです。
あと、美味しいレストランを見つけたので、事細かに書きたいのですが、もう夜遅いので、やめます。ミシュランから3年連続、星(いくつか知りませんが)を送られたみたいです。
Lisa Elmqvistと言うところです。
2010年3月3日水曜日
Day34 塩分濃度
今日はストックホルムにあるノーベルミュージアムに行きました。
ノーベル賞に関するミュージアムで、そんなに大きな施設ではないのですが、歴代のノーベル賞受賞者のパネルや、アルフレッド・ノーベル氏に関するVTR、資料などが展示されています。オバマ米大統領のパネルも展示されていました。
日本人では
1949年/湯川 秀樹/物理学賞、1965年/朝永 振一郎/物理学賞、1968年/川端 康成/文学賞、1973年/江崎 玲於奈/物理学賞、1974年/佐藤 栄作/平和賞、1981年/福井 謙一/化学賞、1987年/利根川 進/医学・生理学賞、1994年/大江 健三郎/文学賞、2000年/白川 英樹/化学賞、2001年/野依 良治/化学賞、2002年/小柴 昌俊/物理学賞、2002年/田中 耕一/化学賞、2008年/下村 脩/化学賞、2008年/益川 敏英/物理学賞、2008年/小林 誠/物理学賞、2008年/南部 陽一郎/物理学賞
の16名が受賞しています。
パネルは天井に貼られたレールにぶら下げられて、ランダムに回っているので、残念ながら日本人受賞者のパネルを見つけることはできませんでした。
ささっと見て、ブックショップでノーベルミュージアムの刻印入り鉛筆を買いました。買った鉛筆を使って、もう一度、中学校の理科から勉強をやりなおして、いつの日かノーベル賞を受賞したいと思いました。
このミュージアムに行ったのは、実はノーベル賞に興味があったからではなく、ガイドブックに、ここのミュージアムカフェでノーベル賞授賞式の晩餐会で出されるのと同じアイスクリームを食べることができると書いてあったので、ミーハー的感覚で、このアイスクリームを食べに行ったのでした。
見学後、ミュージアムカフェで昼食を食べ、食後にそのアイスクリームを兄と一つずつ注文したのですが、意外と量が多く、食べ終えるのに一苦労でした。味は…カシスとバニラだったのですが、イタリアで食べるジェラートの方がはるかに美味しかったです。僕はこのノーベルアイスクリームにノーベル残念賞を与えることにしました。
驚きは、このアイスクリームではなく、ここで注文したオレンジジュースです。メニューに「ソフトドリンク25クローネ(約300円)」と書いてあったので、オレンジジュースを注文したのですが、運ばれてきたオレンジジュースがピッチャーになみなみとだいたい1リットルは入っていました。えぇ、これって4人分じゃないの?注文間違えたかなと思って、「これって1人分ですか?」と聞くと、店員さんは訳がわからないような表情で「ええ、そうだけど。」と言います。「あぁそうですか、ちょっと量が多いなって思ったんだけど、普通のサイズなんですね。」と言うと、当たり前のように「そうですよ。」と言われました。これで25クローナとは、お得用サイズにも程があると思います。ストックホルムのノーベルミュージアムに行くことがあれば、オレンジジュースがオススメです。地球の歩き方の読者投稿の欄に「ここのオレンジジュースは量が多くて飲み応えあり。お得です。」って投稿したら、載せてくれるだろうか。
まだあります。ここのミュージアムカフェで使用されている椅子の裏を覗いてみると、そこには歴代受賞者達のサインが書かれているのです。さすがに自分の椅子しか覗けないのですが、僕の座った椅子の人のサインは誰のだかまったくわかりませんでした。オバマさんだったら「当り、アイスもう一つ」とかあるのかな。
そこから、ストックホルムの海沿いを歩いて、ホテルに戻ったのですが、ストックホルムは確実にヘルシンキより寒いのに、海が凍っていないのです。
どうやら、塩分濃度の違いによるものだと思うのですが、ヘルシンキの海があんなに氷で覆われていたのに、こっちはまったく氷に閉ざされていないなんて、なんだか不思議でした。フィンランドはバルト海の奥まったところに位置し、ヘルシンキ湾の塩分濃度は0.5%以下なんだそうです。やはり禁断のフィンランドです。
きっとスウェーデンとフィンランドの国力の違いもこの凍らない海による地理的条件が大きく影響してるんじゃないかって思いました。
でも僕はやっぱりフィンランドの方が好きです。
昨日、友人がムーミンのスナフキンの名言集というサイトを教えてくれたので、ちょっと覗いてみたら、こんなことが書いてありました。
「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ。」
スナフキン先生、かっこよす。
Day33 ワンダーランド、フィンランド!
日本で2ちゃんねるサーバーがサイバーテロ攻撃を受けているころ、フィンランドで僕は目を覚まし、サウナに入ったり、ジョギングをして、11時にホテルをチェックアウトし、トラムに乗って、ヘルシンキ市内にある寿司レストラン「夢」で昼食に本格日本式、寿司を食べた後、バスに乗ってバンター空港へ向かいました。
空港バスの値段、トラムの値段、美術館の入場料など、地球の歩き方に書いてある値段より、ほぼすべてにおいて1割程度値上がっていました。
15:35発のブルーワン航空に乗って、アーランダ航空に着いたのが15:35(1時間時差があります)、そこからまたバスに乗って(運賃はもちろんガイドブックより1割ほど高い)ストックホルム市内に17:00頃到着しました。
ストックホルムはヘルシンキより南にあるにも関わらず、ヘルシンキよりずっと寒く、明日の最高気温が-4度、最低気温が-16度になっています。
浜松と言う僕の故郷は年間を通して雪が降ることなんて滅多になく、年間を通して温暖な、日本のリオデジャネイロと言われるとか言われないとかいう町なので、この寒さはかなりこたえます。
今日は移動日だったので、特に書くこともないのですが、ストックホルムに到着して気づいたことを一つ書きます。
ストックホルムの人達は(西ヨーロッパ諸国はどこでもそうですが)、車が来ていなければ当然のように信号を守りません。赤信号でも車さえいなければ、どんどん渡ります。他のヨーロッパの国もそうでした。
でもフィンランドの人達だけは、信号をきっちり守っていました。
最初、フィンランドで信号待ちをしているときに、逆に違和感を覚えたほどでした。
そういうささいなところにも国民性が現れているんだなと感じました。
やっぱりフィンランド人は真面目で、礼儀正しく、親切な人が多いんだと思います。
初めてフィンランドを訪れたのですが、まったく未知の土地だったフィンランドのことがかなり好きになりました。
これからはフィンランド製のものをひいきにしようと思います。
また、旅行中、マナーの良い行動を心がけ、日本人の礼儀正しさを崩さないようにしようとも思いました。
空港バスの値段、トラムの値段、美術館の入場料など、地球の歩き方に書いてある値段より、ほぼすべてにおいて1割程度値上がっていました。
15:35発のブルーワン航空に乗って、アーランダ航空に着いたのが15:35(1時間時差があります)、そこからまたバスに乗って(運賃はもちろんガイドブックより1割ほど高い)ストックホルム市内に17:00頃到着しました。
ストックホルムはヘルシンキより南にあるにも関わらず、ヘルシンキよりずっと寒く、明日の最高気温が-4度、最低気温が-16度になっています。
浜松と言う僕の故郷は年間を通して雪が降ることなんて滅多になく、年間を通して温暖な、日本のリオデジャネイロと言われるとか言われないとかいう町なので、この寒さはかなりこたえます。
今日は移動日だったので、特に書くこともないのですが、ストックホルムに到着して気づいたことを一つ書きます。
ストックホルムの人達は(西ヨーロッパ諸国はどこでもそうですが)、車が来ていなければ当然のように信号を守りません。赤信号でも車さえいなければ、どんどん渡ります。他のヨーロッパの国もそうでした。
でもフィンランドの人達だけは、信号をきっちり守っていました。
最初、フィンランドで信号待ちをしているときに、逆に違和感を覚えたほどでした。
そういうささいなところにも国民性が現れているんだなと感じました。
やっぱりフィンランド人は真面目で、礼儀正しく、親切な人が多いんだと思います。
初めてフィンランドを訪れたのですが、まったく未知の土地だったフィンランドのことがかなり好きになりました。
これからはフィンランド製のものをひいきにしようと思います。
また、旅行中、マナーの良い行動を心がけ、日本人の礼儀正しさを崩さないようにしようとも思いました。
2010年3月2日火曜日
Day32 信頼の上に成り立つ国家
今日は世界遺産のスオメンリンナ島へ行ってきました。
スオメンリンナ島はヘルシンキの南東1キロほどの距離に位置する4つの小さな島々からなる島で(4つの島、1つずつには名前がないようです。)かつてはフィンランドの南海岸を守る要塞として機能し、島の海岸線には立派な防御壁が張り巡らされ、砲台が点々と配備されています。スウェーデン・ロシア戦争やクリミア戦争、フィンランド国内戦争などで重要な舞台となったそうです。
でも北欧の歴史なんて、残念なくらいに知らないので、あまりイメージが沸きません。高校生の時にちゃんと勉強しておけばよかった。
スオメンリンナ島へはヘルシンキのマーケット広場と呼ばれるところからフェリーに乗って15分くらいで到着するのですが、このフェリーがなかなか面白い体験でした。
この時期のヘルシンキの海は凍りついていて、一応砕氷船で航路は作ってあるのですが、それでもかなり大きな塊の氷(大きいもので2メートル四方くらいはある)が航路のところどころに漂流しています。船の幅よりほんの少しだけ広い航路をフェリーが進んでいくのですが、航路上に漂流している氷塊をものともせず、乗り上げてばりばり進んでいきます。
おそらくこのフェリーの船底にも氷を砕くカッターが付いていて、氷塊に乗り上げては船の重さとカッターの刃で氷塊を粉砕しながら進んでいました。その証拠に船の前方には2メートル以上もある大きな氷塊が沢山漂流しているのですが、船の後方の航路を見ると、20センチ程度に砕かれた小さな氷の塊しか浮いていませんでした。
往復3.8ユーロ(500円)と安い運賃にも関わらず、なかなか面白い航海でした。
スオメンリンナ島から戻ってきた後、兄がネットで見つけた店に行きたいと言うので、その店に向かって歩いていたのですが、かなり寒かったので、地図を適当に見て、適当な方角を目指して歩いていたら、迷子になってしまいました。
道端で地図を広げていると、フィンランド人のおじさんが「大丈夫?」と声を掛けて来てくれて、助け舟を出してくれたのですが、道を教えてくれた後に「君たちはラッキーだよ。ちょうど僕らもこれから同じ方向に行くから。」と言って、奥さんが運転する車に乗せて近くまで連れて行ってくれました。
普通、道を教えてくれるだけならまだしも(もちろん有り難いことなのですが)、同じ方面だったとはいえ、車に乗せてくれるなんて、なかなかできないことだと思います。
見ず知らずのアジア人なんて、何しでかすかわからないという怖さもあると思うし、ましてや奥さんが運転する車には怖くて普通の感覚じゃ乗せられないと思うのですが、フィンランド人はそんなことを当然のことのようにやってのけるのです。
二日前に同じように道端で地図を見ていたときも、後ろから自転車に乗ったおじさんがやってきて、道を丁寧に教えてくれました。
この国では基本的に人々はびっくりするぐらい親切です。
そのフィンランド人夫婦の車から降りた後、兄と「きっとフィンランドでは人々は信頼の上で暮らしているんだね。」という話をしました。
フィンランドは歴史的には数百年間にわたってスウェーデンとロシアの支配下にあり、最終的に独立したのは1917年という比較的新しい国家なのです。
こんなに長い間弾圧されていた国の国民が、こんなにものびのびと暮らして、他人を信頼しあっているなんてにわかに信じられません。
でもきっと、長い間支配されていた弱い立場にあった国だからこそ、他人に優しくできる人達なんじゃないかって思います。
痛みを知り慈しみを知るということなんじゃないかなと思いました。
Day31 美味しいヘルシンキ
今朝は早起きをしてサウナに入りました。
泊まっているユースホステルの7階にあるサウナが朝6:30~9:00まで無料だというので7時に行きました。
地球の歩き方曰く「フィンランド人の3人に1人はプライベートサウナをもっている」らしく、フィンランドではサウナが大変普及していて、生活に欠かせないものになっているのだそうです。
フィンランド式では、ただサウナに入るだけでなく、新陳代謝を上げる効果があると言われるヴィヒタと呼ばれる白樺の枝葉を束ねて作ったハタキ状のもので体を叩いて、さらに体を温めるそうです。
そしてサウナで温まった後は氷の海に飛び込んで、火照った体を冷やすのだそうです。
本格北欧式サウナ、楽しみです。
と思って、サウナに行ったのですが、日本のスーパー銭湯にあるサウナとどこ一つ変わらない、まったくもって平凡なサウナでした。ひどくがっかりしました。
先の日記にも書いたように、僕はサウナなんてこれっぽちも好きじゃないので、10分くらい中にいて、そそくさと出てきました。
ユースホステルのサウナだからだと思うのですが、ヴィヒタも買えず、何一つ本格北欧式サウナ的要素を味わうことはできませんでした。もちろんユースホステル内なので、飛び込む凍った海もありません。凍った海があったとしても飛び込みわけはないのですが。
フィンランドに来た目的の一つに、ロヴァニエミという北極圏まであと数キロという町に行って、オーロラを見に行ってみよう、というものがあったのですが、いろいろあって断念しました。
お金の問題とスケジュールの問題と天候の問題と兄の体調の問題と気分の問題です。複合的要因というやつです。
行き当たりばったりの計画で、ヘルシンキに着いたら現地発着のツアーを探そうと思って、ヘルシンキの旅行会社に行ったら、そんなツアーはないからネットで飛行機を予約してく勝手に言ってくれと言われ、ホステルに戻ってネットで予約しようと思ったら間際だからなのか、航空券が意外と高く、スケジュール的にも少ししかロヴァニエミに滞在できないようなフライトしかなかったので、また来年行こう!ということにして辞めにしました。どこかで1週間くらいの休暇を作って、ロヴァニエミ3泊、ヘルシンキ2泊の5泊7日間、禁断のフィンランド、魔法のオーロラツアーを組もうと思います。
でもロヴァニエミに行けなかったのは、どうやらそれなりにショックだったらしく(お金を出して強行スケジュールを断行すれば行けたので)、その反動で旨いものを食べに行こうということになりました。
昨日、ヘルシンキの街を歩いていて発見した、最高に良いロケーションでモダンデザインを店内に配した(外から見た感じ)素敵なレストランがあったので、そこに行こうということになりました。
入店する前にメニューを見て、料理と料金をチェックしたかったのですが、そのお店の前にはメニュー表が出ていませんでした。兄と二人で、入るかどうしようか迷っていると、素敵な感じのフィンランド人夫婦がやってきて、「何を迷ってるんだい?」と聞くので、「入る前にメニューを見たくてね、始めて来るもんだから。」と言うと、「メニューなら中で見れるよ。Don't be shy!!」と言われました。扉を開けてくれたので、中に入ると、外から見た以上に高級な様相で、ちょっと高すぎるレストランかなと不安になりました。でもメニューを見せてもらうと、高くても一人50ユーロ程度に収まるメニュー構成だったので、ここで食事を取ることに決めました。(もっとも一度入ってしまった以上、小心者の僕はよほどの覚悟がないと出られないのですが…)
お店の名前はTEATTERIと言います。
http://www.royalravintolat.com/teatteri/
中はカフェスペースとバースペースとレストランスペースに別れていて、バーから入ることも、レストランから入ることも出来ます。僕達はバー側のドアから入って、バーの中を抜けてレストランへ回ったのですが、レストラン側から入るとすぐ右手に立派なクロークがあります。コートを預けて、店内に入ると、予想以上に立派です。
こんな感じ。
僕は前菜にロブスタースープとフォアグラ白身魚のムース、メインに牛肉のウェリントン風ステーキ、一緒にトスカーナの赤ワインを注文して、兄はシーザーサラダと鶏肉のローストとどこかのロゼワインを注文しました。
こんな感じです。
僕が注文したロブスターのスープなんかはデミタスカップに入って出てくるお洒落具合。見た目はもちろんのこと、味も抜群でした。
ワインを1杯、コーヒーを1杯飲んで二人で90ユーロ(僕が50、兄が40)だったのでまぁまぁお得な気がします。
よく北欧は物価が高いと聞いていたのですが、決してそんなこともない(もちろん他のレストランやホテルの値段なんかも)と思います。
これでまたしても、ヘルシンキに良いレストランがあるから、一緒に旅行に行かない?と女の子を誘うことができます。
泊まっているユースホステルの7階にあるサウナが朝6:30~9:00まで無料だというので7時に行きました。
地球の歩き方曰く「フィンランド人の3人に1人はプライベートサウナをもっている」らしく、フィンランドではサウナが大変普及していて、生活に欠かせないものになっているのだそうです。
フィンランド式では、ただサウナに入るだけでなく、新陳代謝を上げる効果があると言われるヴィヒタと呼ばれる白樺の枝葉を束ねて作ったハタキ状のもので体を叩いて、さらに体を温めるそうです。
そしてサウナで温まった後は氷の海に飛び込んで、火照った体を冷やすのだそうです。
本格北欧式サウナ、楽しみです。
と思って、サウナに行ったのですが、日本のスーパー銭湯にあるサウナとどこ一つ変わらない、まったくもって平凡なサウナでした。ひどくがっかりしました。
先の日記にも書いたように、僕はサウナなんてこれっぽちも好きじゃないので、10分くらい中にいて、そそくさと出てきました。
ユースホステルのサウナだからだと思うのですが、ヴィヒタも買えず、何一つ本格北欧式サウナ的要素を味わうことはできませんでした。もちろんユースホステル内なので、飛び込む凍った海もありません。凍った海があったとしても飛び込みわけはないのですが。
フィンランドに来た目的の一つに、ロヴァニエミという北極圏まであと数キロという町に行って、オーロラを見に行ってみよう、というものがあったのですが、いろいろあって断念しました。
お金の問題とスケジュールの問題と天候の問題と兄の体調の問題と気分の問題です。複合的要因というやつです。
行き当たりばったりの計画で、ヘルシンキに着いたら現地発着のツアーを探そうと思って、ヘルシンキの旅行会社に行ったら、そんなツアーはないからネットで飛行機を予約してく勝手に言ってくれと言われ、ホステルに戻ってネットで予約しようと思ったら間際だからなのか、航空券が意外と高く、スケジュール的にも少ししかロヴァニエミに滞在できないようなフライトしかなかったので、また来年行こう!ということにして辞めにしました。どこかで1週間くらいの休暇を作って、ロヴァニエミ3泊、ヘルシンキ2泊の5泊7日間、禁断のフィンランド、魔法のオーロラツアーを組もうと思います。
でもロヴァニエミに行けなかったのは、どうやらそれなりにショックだったらしく(お金を出して強行スケジュールを断行すれば行けたので)、その反動で旨いものを食べに行こうということになりました。
昨日、ヘルシンキの街を歩いていて発見した、最高に良いロケーションでモダンデザインを店内に配した(外から見た感じ)素敵なレストランがあったので、そこに行こうということになりました。
入店する前にメニューを見て、料理と料金をチェックしたかったのですが、そのお店の前にはメニュー表が出ていませんでした。兄と二人で、入るかどうしようか迷っていると、素敵な感じのフィンランド人夫婦がやってきて、「何を迷ってるんだい?」と聞くので、「入る前にメニューを見たくてね、始めて来るもんだから。」と言うと、「メニューなら中で見れるよ。Don't be shy!!」と言われました。扉を開けてくれたので、中に入ると、外から見た以上に高級な様相で、ちょっと高すぎるレストランかなと不安になりました。でもメニューを見せてもらうと、高くても一人50ユーロ程度に収まるメニュー構成だったので、ここで食事を取ることに決めました。(もっとも一度入ってしまった以上、小心者の僕はよほどの覚悟がないと出られないのですが…)
お店の名前はTEATTERIと言います。
http://www.royalravintolat.com/teatteri/
中はカフェスペースとバースペースとレストランスペースに別れていて、バーから入ることも、レストランから入ることも出来ます。僕達はバー側のドアから入って、バーの中を抜けてレストランへ回ったのですが、レストラン側から入るとすぐ右手に立派なクロークがあります。コートを預けて、店内に入ると、予想以上に立派です。
こんな感じ。
僕は前菜にロブスタースープとフォアグラ白身魚のムース、メインに牛肉のウェリントン風ステーキ、一緒にトスカーナの赤ワインを注文して、兄はシーザーサラダと鶏肉のローストとどこかのロゼワインを注文しました。
こんな感じです。
僕が注文したロブスターのスープなんかはデミタスカップに入って出てくるお洒落具合。見た目はもちろんのこと、味も抜群でした。
ワインを1杯、コーヒーを1杯飲んで二人で90ユーロ(僕が50、兄が40)だったのでまぁまぁお得な気がします。
よく北欧は物価が高いと聞いていたのですが、決してそんなこともない(もちろん他のレストランやホテルの値段なんかも)と思います。
これでまたしても、ヘルシンキに良いレストランがあるから、一緒に旅行に行かない?と女の子を誘うことができます。
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